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インフルエンザを予防しよう〜(^-^)
2020年 12月 21日

インフルエンザ

 

 皆様方いかがお過ごしでしょうか?

昨年初めから私達の身近なところまで土足で入り込んで来る様子のコロナウイルス、もういい加減にしてほしいと思うのは私だけではないと思います。夏場少し落ち着いてきたかと思われましたが、通常のウイルスと同じく冬場の空気が乾燥し、低温が続いてくると、人の移動の多い時期と重なり感染者が急増しております。これはコロナウイルスだけでなく私達が毎年この時期に苦しめられている。インフルエンザも同じことです。インフルエンザとはインフルエンザウイルスに感染することで発症する『風邪症状』の一つです。風邪のウイルスが、感染力が弱く、感染後、体内で徐々に増殖するのに比べ、インフルエンザウイルスは、感染力が強く、体の中で急激に増殖すると言う特徴があります。

 

(インフルエンザの感染経路は?)

 インフルエンザの感染経路は、今猛威を奮っているコロナウイルスと同じく感染者のくしゃみ、咳などからうつる飛沫感染が一般的ですが、手に付着したウイルスが口や鼻などから体内に侵入してくることによっても感染します。特に今年の冬はインフルエンザだけでなく、コロナウイルスにも気をつけなければならず、私達の生活も大変制限された物になっており、今の自粛生活に嫌気がさしストレスを感じているのは私だけでは無いと思います。

 

(インフルエンザはなんで毎年流行るの?)

先程話しました、インフルエンザウイルスが流行る気象条件(低温乾燥)が合うと、インフルエンザウィルスは猛威をふるってきます。

でもなぜ毎年毎年はやるのでしょう?

それはインフルエンザウイルスの型にあります。人間は一度感染した病気(抗原)に対して体の免疫力が働き抗体を作ります。そのため一度罹った病気には二度とかからないような免疫システムが作られています。ただインフルエンザウイルスには複数の型があり、毎年その型が変わっています(抗体変異)したがって、一度感染してその抗体(免疫)ができても、新たに流行するインフルエンザウイルスには役に立ちません。毎年インフルエンザワクチンを打たなければならないのはそのためで、そのウルスの型の推測が毎年シーズン前に専門家により行われ、それに基づいて毎年ワクチンが作られています。ですから型が合えばワクチンは有効ですが、推測した型が外れればワクチンが効かず、インフルエンザウイルスが猛威を振るうこともあります。

 

(インフルエンザウイルスの症状)

 インフルエンザの典型的な症状はA型・B型等型にもより人それぞれにより症状もさなざまですが高熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・関節痛・倦怠感などの全身症状、また喉の痛み・鼻水・咳症状も現れますが、風邪症状に比べ全体的に重く急激に悪化する特徴があります。健康な方では発症後1週間ほどで回復してきますが、高齢者・乳幼児・慢性疾患のある方・妊娠中の人などは症状が重くなったり、肺炎などの合併症を起こす危険もあります。

 

(インフルエンザウイルスの診断)

 以前はそのようなキットはなく、医者の判断・経験に病名が診断されてましたが、今では診断キットができ、その診断キットにより陽性と判断されればインフルエンザ・陰性であればその他の風邪症状と診断されますが、ただインフルエンザに感染してすぐ・また医者の手技法により偽陰性また逆に偽陽性と出る場合もありますので、陰性と診断されても引き続き十分な休息・治療が必要になります。

 

(治療法)

検査キットで陽性と判断された方は病態・年齢・病状に応じて抗インフルエンザ薬を投与しますが、通常発熱後2日以内に投与します。これはこれらの薬は基本ウイルスが増殖するのを抑える薬のため、発熱後2日以上たちウイルスが増殖してしまってからでは効果がないからです。

*抗インフルエンザ薬の種類

内服薬:タミフル・ゾフルーザ

吸入 :リレンザ・イナビル

点滴 :ラピアクタ

そのほか、これら意外にもインフルエンザに効果がある薬が様々あります

 

 症状に応じて漢方薬も使われます。漢方薬は一人一人の病態(証)に応じて処方される薬で、ウイルスそのものを減少ささせたり増殖を抑えたりするのではなく、体に表れている症状を改善して体力をつけていく治療になり、この証があへば大変効果の出る薬でもあります。

 

後、インフルエンザにかかると高熱が出ることが多い疾患です。

発熱は本人・看病している家族にとっても辛く、すぐに解熱したい気持ちになりますが、この高熱は体がウイルスを排除したり、増殖を防ぐための体の持っている免疫反応のため無理に解熱させると回復を遅らせてしまいます。平熱が低い方・乳幼児で熱性痙攣を起こした事のある方・その他発熱消耗のある方・発熱が基礎疾患に影響を及ぼす方は別として38度を目処に本人がきつければ使用するくらいの頻度に心掛けてください。

また市販の解熱剤では服用できないものもあるため、発熱症状がある方はかかりつけの医療機関・かかりつけ薬局・薬剤師・薬店等にご相談ください。

 

*でもなんの病気でも最後は自分の持っている免疫力が一番重要です。常日頃から病気をした時だけでなく、病気にかからない為にもいつでも気軽に相談できる街角の薬局・薬店で日頃の健康の心配・家族の心配を相談されてはいかがでしょうか?

インフルエンザだけでなく、今猛威をふるっているコロナウイルスも体にストレスがかかると免疫力は低下します。結局自分の持っている免疫力がしっかりしてればかかることもありませんし、かかったとしても自分が気づかないまま回復することにも繋がります。(無症状による感染対策は大事ですが・・・)

こんな時こそ、いつでも信頼できる薬局・薬店を作り、自分の免疫力を最大限に活かせる体作りを目指し、インフルエンザウイルス・コロナウイルスにも立ち向かっていきましょう。

 

お問い合わせ
097-543-8981